多対一共有読み取り:百本のスキャナ、一台のレシーバ、一台のパソコン
多対一は経路を細くする考え方です。一台の2.4Gレシーバを一台のホストに接続し、スキャナは作業台に応じて増やし、最大100本です。梱包台の列全体、受入エリア全体、店舗の二、三のカウンタでも、パソコンが使うUSBポートは一つです。作業台ごとにパソコンを用意する必要も、LANケーブルを引く必要もなく、スキャナの追加はペアリング一回だけです。この系統は三款です。XT6202HD-Nは一括読み取りと自動重複排除、XT6202GHD-Nは産業用高読取精度、XT3001BER-Nは指輪型遠距離です。
- 最大100本のスキャナで一台の2.4Gレシーバを共用
- 一台のホスト、USBポート一つ、パソコンの追加なし
- XT6202HD-N:一括読み取り+自動重複排除
- プレフィックスとタイムスタンプで作業台の出所を区別
削減できるのはスキャナ一本ではなく、パソコンと配線です
二十の作業台に二十台のパソコンか、一台のパソコンに二十本のスキャナか。違いはハードウェアと施工に現れます。
パソコン
一つのエリアにパソコン一台で足ります。二十の梱包台に二十台のホストを用意する必要はなく、スキャナは読み取るだけで、データは一台のマシンに集約されます。
配線
スキャナとレシーバは2.4Gでペアリングし、LANケーブルもシリアルケーブルも引きません。仮設会場や賃借倉庫では穴あけ配線が不要です。
拡張
人とスキャナを増やすときはペアリング一回だけです。配線を変えず、レシーバを替えず、ホストも変更しないため、セール時に十の作業台を臨時に追加しても施工待ちが発生しません。
保守
レシーバ一台でUSBポート一つを使用します。問題が起きたらレシーバを替えるだけで、作業台ごとにケーブルとインターフェースを切り分ける必要はありません。
五つの手順で一エリアの作業台を一台のレシーバに統合
まずプレフィックスのルールを決めてから一本ずつペアリングすれば、後からの追加は簡単です。
- 1. レシーバをホストに接続:2.4G USBレシーバ一台でポート一つを使用します。常時通電のUSBポートに接続し、前面パネルの拡張ポートには接続しないでください。
- 2. 一本ずつペアリング:スキャナとレシーバは一対一でペアリングされ、出荷時に設定済みです。追加するスキャナだけを個別にペアリングし、設定済みのスキャナには触れません。
- 3. 各スキャナにプレフィックスを設定:作業台番号(A01、A02、B01)で設定し、-Nシリーズはタイムスタンプのサフィックスも追加できます。一台のパソコンに集約しても、どのデータがどの作業台から来たかを区別できます。
- 4. 通知音を個別に設定:複数人が同時に読み取る場合、音で自分のスキャナが読めたか分かり、画面を見返す必要がありません。
- 5. 一括と重複排除を有効化(XT6202HD-N):一括モードでは記録をまずスキャナ内に保存し、まとめて送信します。同じコードを二度読んでも一件だけ残ります。
ペアリングとパラメータ設定には設定コードがあり、説明書にすべて記載しています。作業台が多い場合は、御社の作業台表に沿ってプレフィックスを先に設定し、到着後すぐに配布できるようにします。
コード面と作業方法で選び、本数では選ばない
三款はいずれも複数のスキャナでレシーバを共用できます。違いはどのコードを読むか、どう持つかです。

レシーバ一つに複数のスキャナ、一括読取+自動重複排除

産業用高読取精度の多対一、複雑なコード面も読取

指装着の遠距離モデル、最大100本のスキャナでレシーバ一つを共有
| 型番 | 形態 | 適した作業台 | 主要な構成 |
|---|---|---|---|
| XT6202HD-N | ワイヤレススキャナ(一括・重複排除) | 棚卸、集荷、複数人での同時読み取り | 一括読み取り+自動重複排除。カスタムプレフィックスとタイムスタンプを追加可能。複数スキャナで一台のレシーバを共用 |
| XT6202GHD-N | 産業用高読取精度スキャナ | コード面が複雑で、油汚れや粉塵のある作業台 | GHDは産業用高読取精度モデル。複数スキャナを一台のホストに接続。筐体とキーは産業向けの条件に適合 |
| XT3001BER-N | 指輪型スキャナ(遠距離) | 高所棚、プラットホーム、両手での荷扱い | 指輪型装着。ER遠距離モデル。複数スキャナで一台のレシーバを共用し、最大100本 |
「スキャナが多く、パソコンが少ない」六つの現場
共通点:一つのエリアで多くの作業台が同時に読み取るが、必要なシステムは一セットだけです。
倉庫の梱包台の列
十数の梱包台がそれぞれパソコン一台を置いていたところを、現在は一台のホストに一台のレシーバを接続し、すべてのスキャナのデータを同じシステムへ入れています。梱包量が多い時間帯にスキャナを追加しても、機器を増やす必要はありません。
受入エリアで複数人が同時に受入
複数のトラックが同時に到着し、複数人がそれぞれスキャナを持って同じ入荷伝票を読み取ります。データは到着順に同じ入力欄へ入り、読み終えたら合計数と照合します。
ECセール時の臨時作業台
セール前に空きスペースへ二十の作業台を並べる場合、配線が間に合いません。一台のレシーバを一台のノートPCに接続し、スキャナを設定すればすぐ読め、撤収も早く済みます。
店舗の複数カウンタ
一店舗で二、三のレジが一台のレジホストを共用し、スキャナは別々に置き、レジソフトのデータソースは一つです。交代時に機器の引き継ぎが不要です。
宅配拠点のピーク
朝夕のピーク時は三人が同時に出庫し、平準時は一本しか使いません。スキャナはピーク時の人数に合わせて配備し、レシーバは常に一台です。
棚卸:一括+重複排除
XT6202HD-Nはコードをまずスキャナ内に保存し、事務所に戻ってからまとめて送信します。同じ品を二度読んでも一件として数えるため、棚卸差異表を手作業で重複排除する必要がありません。
使い勝手を決める四つの細部
いずれもネットワーク設定と設置に関する事柄で、機器の価格とは関係ありません。
100本は上限であり、目標ではありません
スキャナが増え読み取りが密になるほど、2.4Gは待ちが発生しやすくなります。倉庫の総人数ではなく、ピーク時に同時に読む本数に合わせて配備し、二、三十本を超える場合は段階的に試運転してから追加してください。
レシーバの位置は型番より重要
レシーバを延長ケーブルで高い位置に設置し、床から一メートル以上離して、ルータや大面积の金属棚を避ける方が、高価なスキャナに替えるより効果的です。
プレフィックスのルールは決めたら変えない
バックエンドのレポートと入庫ロジックは、プレフィックスで固定されていることが多いです。作業台番号を一度決めたら、後から追加する分は後ろに並べ、前の番号は変更しないでください。
重複排除の基準を先に揃える
自動重複排除は「同じコードを一件だけ残す」動作です。同じコードで複数個を扱う業務(同型の複数箱に同じコードなど)の場合は、まず少量の荷物で試し読みし、基準を確認してから全体に適用してください。
共有読み取り機器の開発・製造主な機能
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



多対一共有読み取りのよくあるご質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
多対一では最大何本のスキャナを接続できますか。
100本という上限に合わせて配備し、2.4Gレシーバ一台を共用して一台のパソコンに接続します。実際に接続できる本数は現場の2.4G干渉、レシーバの位置、読み取り頻度にも左右されるため、本数が多い場合は小ロットで試運転してから追加します。
スキャナとレシーバの対応付けはどうしますか。設定を間違えませんか。
各スキャナとレシーバは一対一でペアリングされ、出荷時に設定済みで、梱包に対応関係が表示されています。追加するスキャナは個別にペアリングし、設定済みのものには影響しません。
複数のスキャナが同時に読み取ると、データは乱れませんか。
データは到着順に同じキーボード入力ストリームへ入り、順序が乱れることはありません。出所を区別するには各スキャナにプレフィックスとタイムスタンプを付け、バックエンドでプレフィックスから作業台を判断します。
6202HD-Nの一括読み取りと自動重複排除はどう使いますか。
一括モードでは記録をまずスキャナ内に保存し、通信範囲に戻ってからまとめて送信します。同じコードを二度読んでも記録は一件だけです。棚卸や集荷のように一つの品を何度も読む作業では、手作業の重複排除を省けます。
一台のパソコンにドライバはいくつ必要ですか。
USBキーボードモードはドライバ不要で、レシーバ一台がキーボードデバイス一台として認識されます。シリアルプロトコルでコードを取得する場合は、RS232レシーバまたは仮想シリアルポートを使用します。
二つのシステムの双方でこの数値が必要ですか。
一本のスキャナに二台のレシーバを組み合わせ、一回の読み取りで二台のホストが同時に受信します。一対二のソリューションをご覧ください。