医療機器UDIのコード読み取りソリューション|コード付与の検証、照合、トレーサビリティ
UDIの導入後、医療機器工場の読み取り箇所は三つに分かれます。滅菌包装のDataMatrixコード、金属製の器具や工具のレーザーコード、入出庫の照合です。包装のコードは一件ずつ等級を検証し、金属のコードは反射を処理し、照合の工程では一括読み取りスキャナで繰り返し作業を減らします。当社はこの三つの作業台にXT8131A固定式、XT8161 DPM機種、XT6202HD一括スキャナを配備し、読み取り記録をUDIとERPシステムへ出力します。
- 1280×1024 / 1408×1024 グローバルシャッター
- USB · RS232 · RS485 · イーサネット · I/O
- DPMコード、刻印コード、複数コード同時読み取りに対応
- 医療機器UDIの作業台とタクトに合わせて型番を選定
医療機器UDIに専用のコード読み取りソリューションが必要な理由
滅菌包装(タイベック、複合フィルム)の表面はコードのコントラストが低く、包装後は打ち直しができません。コード付与の工程では読み取り等級に余裕を持たせ、検証の工程では等級基準で判定します。
金属器具のレーザーコードは小さく、曲面で、反射が強い。ピンセットやはさみのような小物のコードは2mm未満のことが多く、マクロレンズとドーム光が必要で、ワークを位置決めして保持する必要があります。
照合と記録:UDIでは一件ずつ追跡できることが求められ、人手で一点ずつ読むと効率が低く漏れも発生します。一括スキャナの連続読み取りと即時の重複排除により、読み終えて一度に送信すれば、一件ずつキー入力するより工数を削減できます。
これらの違いが選定の道筋を決めます。まずコードサンプルと使用条件を確定し、次に光源、レンズ、インターフェースを決め、最後に価格です。実際のコードサンプルをお送りいただいての実測は、仕様表を見るより確実です。
医療機器UDIでよくある四つの読み取り作業台
同じ二次元コードを読む場合でも、生産ラインに設置するか倉庫に設置するかで、選定の結論はまったく変わることがあります。
滅菌包装のUDIコード検証
包装後の読み取り等級を検証し、NGは隔離
よくある構成:XT8131A · イーサネット + I/O
金属器具のDPM読み取り
ドーム光で小さな曲面のレーザーコードを読み取る
よくある構成:XT8161 / XTC8161 · イーサネット / USB
完成品の入庫照合
一括連続スキャン、重複コードを即時通知
よくある構成:XT6202HD / XT3001BHD · ワイヤレスUSB
倉庫内の移動棚卸
PDAに自社システムを入れ、読みながら照合
よくある構成:XT8002 ハンディPDA · Wi-Fi
医療機器UDI向けUDIリーダーの作業台と型番の対照
| 作業台のシーン | 推奨型番 | インターフェース / トリガ | 説明 |
|---|---|---|---|
| 滅菌包装のUDIコード検証 | XT8131A | イーサネット + I/O | 包装後の読み取り等級を検証し、NGは隔離 |
| 金属器具のDPM読み取り | XT8161 / XTC8161 | イーサネット / USB | ドーム光で小さな曲面のレーザーコードを読み取る |
| 完成品の入庫照合 | XT6202HD / XT3001BHD | ワイヤレスUSB | 一括連続スキャン、重複コードを即時通知 |
| 倉庫内の移動棚卸 | XT8002 ハンディPDA | Wi-Fi | PDAに自社システムを入れ、読みながら照合 |
上表は医療機器UDIでよくある条件を起点にしたものです。実際の型番は設置距離、視野幅、コードサンプル、タクトを踏まえた実測で確定します。当社の進め方は、まずサンプルをお預かりして試装し、読み取れない場合は光源やレンズを替えることで、生産ライン側に装置へ合わせていただくことはしません。
説明:表内の型番は該当シーンでの一般的な選択であり、組み合わせは一つだけではありません。同じシーンでも解像度、レンズ、光源の異なる型番を選べます。実際の読み取り結果を優先してください。
固定式リーダーからハンディ端末まで、すべて自社製造の型番です
構造、光源調整、デコードプログラムを同一体制で完結しているため、医療機器UDIのお客様からの変更はサプライヤ間の調整が不要です。以下は各型番の実機で、イメージ図ではありません。



掲載写真は各型番の実機です。医療機器UDI案件の具体的な構成は、サンプル実測と契約の取り決めによります。
医療機器UDIのお客様が確認できる資格・証明書
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



医療機器UDI向け産業用スキャナのよくあるご質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
小さな金属器具のコードは2mm程度しかありませんが、読み取れますか。
こうした条件はマクロ構成で対応します。マクロレンズにドーム光源を組み合わせ、ワークを位置決めして保持したうえで一回撮像します。実際の器具をお送りいただければ、コード径と曲面に合わせて実測し、読み取り可能範囲と治具の要件を併せてご提案します。
UDIの記録を第三者プラットフォームへ接続する場合、装置は対応できますか。
リーダーはコード値とトリガ記録を正しく渡すところまでを担い、プラットフォームとの接続は御社のシステムが行います。出力形式(コード値+時刻+作業台+結果)をインターフェース仕様に沿って設定し、結合テスト段階でパラメータ面の支援を行います。
産業用スキャナは既存のPLCやMESに接続できますか。
ネットワークモデルはTCP、Profinet、EthernetIP、MELSEC、SLMP、Fins、Modbusなどのプロトコルに対応し、USBモデルはHIDまたはCDCの仮想シリアルポートを使用します。PLCの型番をお知らせいただければ、設定時に通信マッピングを一緒に確認します。多くの現場では追加のミドルウェアは不要です。
サンプルと量産の納期はどのくらいですか。
通常モデルのサンプルは1–3営業日で発送し、量産注文は数量に応じて生産計画を組みます。具体的な納期は契約書に明記します。ブラケットやケーブルを含むセット構成は別途部材の手配が必要で、通常3–5営業日ほど長くなります。
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現場写真、コードサンプル、タクトの要件をお送りください。実際の条件に合わせて型番をご提案しますので、仕様表を先に読み解いていただく必要はありません。