包装・印刷の読取ソリューション|可変データコード、バーコード検証、版面全体の読取
印刷工場の読取は二種類に分かれます。一つは「読めればよい」可変データコード(抽選コード、真贋判定コード、物流コード)で、もう一つは「等級で判定する」商品バーコードの検証です。前者は固定式コードリーダーでインライン逐件読取、後者は複数コード対応モデルで版面全体を一度に撮像して検証します。当社はXT8131A、XT8501Bとエリアスキャンモデルを組み合わせ、結果はイーサネット経由で生産管理システムへ送り、不良マークを断裁に連動させます。
- 1280×1024 / 1408×1024 グローバルシャッター
- USB · RS232 · RS485 · イーサネット · I/O
- DPMコード、刻印コード、複数コード同時読み取りに対応
- 包装・印刷の工位とタクトに合わせた型番構成
包装・印刷で専用の読取ソリューションが必要な理由
可変コードは一枚ごとに異なり、一枚読み漏らせば不良になります。インライン読取は印刷速度に同期させ、巻取り前に一枚ずつ照合し、読み漏れはその場でマークします。
バーコード等級の検証:商品バーコードに等級要件がある場合(1.5以上など)、読めることは等級合格を意味しません。等級パラメータで評価し、記録を残す必要があります。
版面全体と断裁:版面には数十個のコードがあり、一度の撮像で全数を読み、位置ごとに対応付けます。断裁後の単品をもう一度照合し、両側の記録が合って初めてクローズとします。
これらの違いが選定の道筋を決めます。まずコードサンプルと使用条件を確定し、次に光源、レンズ、インターフェースを決め、最後に価格です。実際のコードサンプルをお送りいただいての実測は、仕様表を見るより確実です。
包装・印刷でよくある四種類の読取工位
同じ二次元コードを読む場合でも、生産ラインに設置するか倉庫に設置するかで、選定の結論はまったく変わることがあります。
可変データコードのインライン読取
一枚ずつの照合読取、読み漏れマークの連動
よくある構成:XT8131A · イーサネット + I/Oトリガ
版面全体のコードを一度の撮像で読取
版面全体の数十個のコードを位置ごとに出力
一般的な構成:XT8501B / XTMZ20 エリアスキャン · イーサネット / RS232
断裁後の単品再照合
単品での再読取を、版面全体の記録と対応付け
よくある構成:XT2010ER · USB / RS232
サンプルと保管サンプルの管理
保管サンプル庫のモバイル読取管理
よくある構成:XT8002 ハンディPDA · Wi-Fi
包装・印刷 印刷読取検査の工位と型番の対照
| 作業台のシーン | 推奨型番 | インターフェース / トリガ | 説明 |
|---|---|---|---|
| 可変データコードのインライン読取 | XT8131A | イーサネット + I/Oトリガ | 一枚ずつの照合読取、読み漏れマークの連動 |
| 版面全体のコードを一度の撮像で読取 | XT8501B / XTMZ20 エリアスキャン | イーサネット / RS232 | 版面全体の数十個のコードを位置ごとに出力 |
| 断裁後の単品再照合 | XT2010ER | USB / RS232 | 単品での再読取を、版面全体の記録と対応付け |
| サンプルと保管サンプルの管理 | XT8002 ハンディPDA | Wi-Fi | 保管サンプル庫のモバイル読取管理 |
上表は包装・印刷でよくある条件を起点にしたものです。実際の型番は設置距離、視野幅、コードサンプル、タクトを踏まえた実測で確定します。当社の進め方は、まずサンプルをお預かりして試装し、読み取れない場合は光源やレンズを替えることで、産線側に装置へ合わせていただくことはしません。
説明:表内の型番は該当シーンでの一般的な選択であり、組み合わせは一つだけではありません。同じシーンでも解像度、レンズ、光源の異なる型番を選べます。実際の読み取り結果を優先してください。
固定式リーダーからハンディ端末まで、すべて自社製造の型番です
構造、光源調整、デコードプログラムを同一体制で完結しているため、包装・印刷のお客様からの変更はサプライヤ間の調整が不要です。以下は各型番の実機で、イメージ図ではありません。



掲載写真は各型番の実機を撮影したものです。包装・印刷案件の具体的な構成は、サンプルでの実測と契約の取り決めによります。
包装・印刷のお客様が確認できる資質と認証
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



包装・印刷向け産業用スキャナのよくある質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
商品バーコードの等級検証は、御社の装置で可能ですか
固定式コードリーダーが出力するのはデコード結果と品質の参考値で、正式な等級検査はISO規格に沿った検証機で行います。等級報告を求められる工位では、リーダーでインライン照合、検証機で抜き取りと記録を担う二段構えを提案しており、リーダーを検証機の代わりにはしません。
巻取りが速い場合、読み漏れはどう防ぐか
ライン速度から露光とデコードの所要時間を算出し、トリガ同期を合わせれば、読み漏れ率は実用の範囲に収まります。読み漏れが許されない場合は、巻取り後に再読取の工位を一道追加して補完できます。ライン速度とコード密度をお知らせいただければ、まず試算します。
産業用スキャナは既存のPLCやMESに接続できますか。
ネットワークモデルはTCP、Profinet、EthernetIP、MELSEC、SLMP、Fins、Modbusなどのプロトコルに対応し、USBモデルはHIDまたはCDCの仮想シリアルポートを使用します。PLCの型番をお知らせいただければ、設定時に通信マッピングを一緒に確認します。多くの現場では追加のミドルウェアは不要です。
サンプルと量産の納期はどのくらいですか。
通常モデルのサンプルは1–3営業日で発送し、量産注文は数量に応じて生産計画を組みます。具体的な納期は契約書に明記します。ブラケットやケーブルを含むセット構成は別途部材の手配が必要で、通常3–5営業日ほど長くなります。
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現場写真、コードサンプル、タクトの要件をお送りください。実際の条件に合わせて型番をご提案しますので、仕様表を先に読み解いていただく必要はありません。