自動車部品のコード読み取りソリューション|DPM刻印コード、組立トレーサビリティ、ロット管理
自動車部品のコードは、多くが印刷ではなくレーザーで打たれたDPMコードです。金属や樹脂成形品の表面にあり、コントラストが低く、油汚れと反射も伴います。こうした条件は、光源角度、偏光、デコードパラメータの三つを併せて解決する必要があります。当社は自動車部品工場にXT8161(1408×1024、IP67、3入力3出力I/O)とXTC8161 OCR機種を配備し、読み取り結果はProfinetまたはModbusでPLCへ直接送り、タクトをラインと同期させます。
- 1280×1024 / 1408×1024 グローバルシャッター
- USB · RS232 · RS485 · イーサネット · I/O
- DPMコード、刻印コード、複数コード同時読み取りに対応
- 自動車部品の作業台とタクトに合わせて型番を選定
自動車部品に専用のコード読み取りソリューションが必要な理由
DPMコードのコントラストは一般的なラベルの数分の一しかありません。レーザー刻印は刻痕で結像し、エッチングコードはテクスチャの差で読み、インクジェットはインクの状態で変動します。対処の道筋は決まっており、低角度光で刻痕を照らし、偏光板で表面の反射を抑え、材質に応じてデコードパラメータを調整します。三段階はいずれも実際のコードサンプルで調整します。
移動中のワークを読む:組立ラインや加工ラインではワークがコンベヤとともに移動するため、露光時間でモーションブラーを抑える必要があります。グローバルシャッター機種とトリガ信号を組み合わせ、ワークが所定位置に来た瞬間に結像させ、連続撮影で捉えることはしません。
一本のラインで複数ブランドのPLCを使うことはよくあります。シーメンスはProfinet、三菱はMELSEC、オムロンはFinsです。リーダー側がプロトコルに直接対応していなければゲートウェイが必要になり、層が増えるほど故障点も増えます。XT8161はTCP、Profinet、EthernetIP、MELSEC、SLMP、Fins、Modbusに対応し、現場のPLCに合わせて設定します。
これらの違いが選定の道筋を決めます。まずコードサンプルと使用条件を確定し、次に光源、レンズ、インターフェースを決め、最後に価格です。実際のコードサンプルをお送りいただいての実測は、仕様表を見るより確実です。
自動車部品でよくある四つの読み取り作業台
同じ二次元コードを読む場合でも、生産ラインに設置するか倉庫に設置するかで、選定の結論はまったく変わることがあります。
加工品のDPM読み取り
低角度光+偏光でレーザー刻印コードを読み取る
よくある構成:XT8161 / XTC8161 · イーサネット + I/O
組立工程のトレーサビリティ
ワークの到達でトリガして読み取り、結果をPLCへ
よくある構成:XT8131A · イーサネット + I/Oトリガ
トランスミッション/エンジンの刻印コード
油汚れ環境で、保護等級は作業場の洗浄レベルに合わせて構成
よくある構成:XT8161(IP67) · 24VDC + Profinet
料棚のロット照合
ロット入庫の一括スキャン、重複コードの通知
よくある構成:XT6202HD 一括スキャナ · USB / ワイヤレス
自動車部品向け自動車部品リーダーの作業台と型番の対照
| 作業台のシーン | 推奨型番 | インターフェース / トリガ | 説明 |
|---|---|---|---|
| 加工品のDPM読み取り | XT8161 / XTC8161 | イーサネット + I/O | 低角度光+偏光でレーザー刻印コードを読み取る |
| 組立工程のトレーサビリティ | XT8131A | イーサネット + I/Oトリガ | ワークの到達でトリガして読み取り、結果をPLCへ |
| トランスミッション/エンジンの刻印コード | XT8161(IP67) | 24VDC + Profinet | 油汚れ環境で、保護等級は作業場の洗浄レベルに合わせて構成 |
| 料棚のロット照合 | XT6202HD 一括スキャナ | USB / ワイヤレス | ロット入庫の一括スキャン、重複コードの通知 |
上表は自動車部品でよくある条件を起点にしたものです。実際の型番は設置距離、視野幅、コードサンプル、タクトを踏まえた実測で確定します。当社の進め方は、まずサンプルをお預かりして試装し、読み取れない場合は光源やレンズを替えることで、生産ライン側に装置へ合わせていただくことはしません。
説明:表内の型番は該当シーンでの一般的な選択であり、組み合わせは一つだけではありません。同じシーンでも解像度、レンズ、光源の異なる型番を選べます。実際の読み取り結果を優先してください。
固定式リーダーからハンディ端末まで、すべて自社製造の型番です
構造、光源調整、デコードプログラムを同一体制で完結しているため、自動車部品のお客様からの変更はサプライヤ間の調整が不要です。以下は各型番の実機で、イメージ図ではありません。



掲載写真は各型番の実機です。自動車部品案件の具体的な構成は、サンプル実測と契約の取り決めによります。
自動車部品のお客様が確認できる資格・証明書
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



自動車部品向け産業用スキャナのよくあるご質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
ワーク表面に切削液や油汚れがあっても読めますか。
油汚れは刻痕のコントラストをさらに下げますが、多くの条件では読み取れます。低角度のリング光で刻痕に影を作り、偏光で油面の反射を抑えます。ワークが完全に濡れている場合は、読み取り作業台の前にエアブローを追加することをお勧めします。油汚れのある実物を撮影してお送りいただく方が、推測より確実です。
当社のPLCは三菱ですが、どのプロトコルですか。
XT8161はMELSECとSLMPに対応し、イーサネットで三菱PLCへ直接接続できるため、中間ゲートウェイが不要です。PLCの型番とポイント表をお送りいただければ、設定時に通信マッピングを一緒に確認します。
産業用スキャナは既存のPLCやMESに接続できますか。
ネットワークモデルはTCP、Profinet、EthernetIP、MELSEC、SLMP、Fins、Modbusなどのプロトコルに対応し、USBモデルはHIDまたはCDCの仮想シリアルポートを使用します。PLCの型番をお知らせいただければ、設定時に通信マッピングを一緒に確認します。多くの現場では追加のミドルウェアは不要です。
サンプルと量産の納期はどのくらいですか。
通常モデルのサンプルは1–3営業日で発送し、量産注文は数量に応じて生産計画を組みます。具体的な納期は契約書に明記します。ブラケットやケーブルを含むセット構成は別途部材の手配が必要で、通常3–5営業日ほど長くなります。
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現場写真、コードサンプル、タクトの要件をお送りください。実際の条件に合わせて型番をご提案しますので、仕様表を先に読み解いていただく必要はありません。