医薬品・製薬の読取ソリューション|ロット番号、有効期限、トレーサビリティコードの読取
製薬工場の包装ラインの読取点は、ロット番号、有効期限、トレーサビリティコードに集中しています。ブリスターのアルミ箔への印字、小箱側面のトレーサビリティコード、大箱の関連コードです。特徴はライン速度が速く、コード種が多く、排除機構と連動する必要があること。当社は固定式コードリーダー(XT8131A 30コード/秒、I/Oトリガ)と複数コード対応モデルを組み合わせ、関連コードは一度の撮像で読み、OK/NG信号をそのまま排除機構へ送り、記録はMESへ保存します。
- 1280×1024 / 1408×1024 グローバルシャッター
- USB · RS232 · RS485 · イーサネット · I/O
- DPMコード、刻印コード、複数コード同時読み取りに対応
- 医薬品・製薬の工位とタクトに合わせた型番構成
医薬品・製薬で専用の読取ソリューションが必要な理由
アルミ箔やラミネート表面の印字はコントラストが安定せず、印字の深さが変動すると読取率も動きます。選定は標準サンプルではなく淡い状態で評価し、印字機のパラメータと読取の露光は併せて調整する必要があります。
関連付けは必須要件です。小箱コード、中箱コード、大箱コードを階層ごとに結び付ける必要があり、一度の撮像で複数コードを読み位置ごとに出力する方法は、逐件スキャンより確実で、照合もしやすくなります。
規制対応のトレーサビリティでは記録の完全性が求められます。読取時刻、工位、結果をすべて残す必要があり、装置側は構造化データ(コード値+トリガ時刻+工位番号)を出力できることが条件です。文字列だけを返すのでは足りません。
これらの違いが選定の道筋を決めます。まずコードサンプルと使用条件を確定し、次に光源、レンズ、インターフェースを決め、最後に価格です。実際のコードサンプルをお送りいただいての実測は、仕様表を見るより確実です。
医薬品・製薬でよくある四種類の読取工位
同じ二次元コードを読む場合でも、生産ラインに設置するか倉庫に設置するかで、選定の結論はまったく変わることがあります。
ブリスターのロット番号印字の読取
アルミ箔印字のリアルタイム読取、NG連動の排除
よくある構成:XT8131A · イーサネット + I/Oトリガ
薬箱のトレーサビリティコード読取
小箱側面のコードを、高速ラインで一箱ずつ読取
一般的な構成:XT2010ER / XT8161 · USB / イーサネット
大箱と小箱の関連コード
一度の撮像で複数コードを読み、順序どおりに出力
一般的な構成:XT8501B 複数コード / XTMZ20 · イーサネット / RS232
完成品の入庫読取
パレット単位の入庫を一括読取してERPへアップロード
よくある構成:XT6202HD 一括スキャナ · ワイヤレスUSB
医薬品・製薬 製薬工場向けコードリーダーの工位と型番の対照
| 作業台のシーン | 推奨型番 | インターフェース / トリガ | 説明 |
|---|---|---|---|
| ブリスターのロット番号印字の読取 | XT8131A | イーサネット + I/Oトリガ | アルミ箔印字のリアルタイム読取、NG連動の排除 |
| 薬箱のトレーサビリティコード読取 | XT2010ER / XT8161 | USB / イーサネット | 小箱側面のコードを、高速ラインで一箱ずつ読取 |
| 大箱と小箱の関連コード | XT8501B 複数コード / XTMZ20 | イーサネット / RS232 | 一度の撮像で複数コードを読み、順序どおりに出力 |
| 完成品の入庫読取 | XT6202HD 一括スキャナ | ワイヤレスUSB | パレット単位の入庫を一括読取してERPへアップロード |
上表は医薬品・製薬でよくある条件を起点にしたものです。実際の型番は設置距離、視野幅、コードサンプル、タクトを踏まえた実測で確定します。当社の進め方は、まずサンプルをお預かりして試装し、読み取れない場合は光源やレンズを替えることで、産線側に装置へ合わせていただくことはしません。
説明:表内の型番は該当シーンでの一般的な選択であり、組み合わせは一つだけではありません。同じシーンでも解像度、レンズ、光源の異なる型番を選べます。実際の読み取り結果を優先してください。
固定式リーダーからハンディ端末まで、すべて自社製造の型番です
構造、光源調整、デコードプログラムを同一体制で完結しているため、医薬品・製薬のお客様からの変更はサプライヤ間の調整が不要です。以下は各型番の実機で、イメージ図ではありません。



掲載写真は各型番の実機を撮影したものです。医薬品・製薬案件の具体的な構成は、サンプルでの実測と契約の取り決めによります。
医薬品・製薬のお客様が確認できる資質と認証
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



医薬品・製薬向け産業用スキャナのよくある質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
アルミ箔上の印字が淡い場合でも読めますか
印字が淡い場合の要点は、光源と露光の組み合わせです。低角度光でコントラストを上げ、露光時間を長めに取ります。淡い状態の実ブリスターをお送りいただき、標準サンプルではなく淡いサンプルに合わせてパラメータを決めることをおすすめします。
読取記録をトレーサビリティ要件に合わせるには、装置側からどのデータが出ますか
LANモデルは構造化データを出力します。コード値、トリガ時刻、工位番号、OK/NG状態で、形式はMESのインターフェース仕様に合わせて設定できます。結合テストでは当社がマッピングを支援し、記録の完全性をもって検収とします。
産業用スキャナは既存のPLCやMESに接続できますか。
ネットワークモデルはTCP、Profinet、EthernetIP、MELSEC、SLMP、Fins、Modbusなどのプロトコルに対応し、USBモデルはHIDまたはCDCの仮想シリアルポートを使用します。PLCの型番をお知らせいただければ、設定時に通信マッピングを一緒に確認します。多くの現場では追加のミドルウェアは不要です。
サンプルと量産の納期はどのくらいですか。
通常モデルのサンプルは1–3営業日で発送し、量産注文は数量に応じて生産計画を組みます。具体的な納期は契約書に明記します。ブラケットやケーブルを含むセット構成は別途部材の手配が必要で、通常3–5営業日ほど長くなります。
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現場写真、コードサンプル、タクトの要件をお送りください。実際の条件に合わせて型番をご提案しますので、仕様表を先に読み解いていただく必要はありません。