太陽光発電製造のコード読み取りソリューション|シリコンウェハー、セル、モジュールのストリング番号トレーサビリティ
太陽光発電ラインのコードは三つの形態に分かれます。シリコンウェハーのコードは小さく密で、セルのラインは速度が速く、モジュール工程のコードはガラスとバックシート上で反射します。当社はそれぞれに高解像度固定式(XT8131Aは5mil以上のモジュールを読み取り可能)、高速ライン向けのグローバルシャッター機種、モジュールのコード列全体を読むエリアスキャン一体型(XTMZ40)を使い、読み取り結果をウェハー番号・ストリング番号としてMESへ送り、ストリングと箱の対応関係を一回の撮像で構築します。
- 1280×1024 / 1408×1024 グローバルシャッター
- USB · RS232 · RS485 · イーサネット · I/O
- DPMコード、刻印コード、複数コード同時読み取りに対応
- 太陽光発電の作業台とタクトに合わせて型番を選定
太陽光発電に専用のコード読み取りソリューションが必要な理由
セルの印刷コードはペーストと焼成によりコントラストが変動し、同一ロットでも濃淡が異なるため、デコードパラメータには十分な許容差が必要です。ラミネート後のモジュールコードはガラスやEVA越しになり、反射角度が搭載位置で変わるため、偏光と多角度光源が求められます。
ストリング溶接とレイアップの工程はタクトが速く、一枚あたり一秒を超えると生産主な機能に影響します。露光とデコードの所要時間をタクトに織り込み、グローバルシャッターとトリガを基本構成とします。
モジュールのコードはストリング単位でまとまって現れることが多く、一本のストリングに十数個のバーコードが同一平面に並びます。一点ずつ読むよりエリアスキャンで一回に撮像する方が有利で、「コードと位置」の関係も併せてMESへ渡せます。ラミネート前後の照合もこれに依ります。
これらの違いが選定の道筋を決めます。まずコードサンプルと使用条件を確定し、次に光源、レンズ、インターフェースを決め、最後に価格です。実際のコードサンプルをお送りいただいての実測は、仕様表を見るより確実です。
太陽光発電でよくある四つの読み取り作業台
同じ二次元コードを読む場合でも、生産ラインに設置するか倉庫に設置するかで、選定の結論はまったく変わることがあります。
シリコンウェハーとセルの読み取り
5mil以上の小さなコードは高解像度構成
よくある構成:XT8131A · USB / イーサネット + I/O
ストリング溶接機の後でコード列全体を読み取り
一回の撮像でコード列全体を読み、順序どおりに出力
よくある構成:XTMZ40 エリアスキャン一体型 · ギガビットイーサネット
ラミネート後のモジュールコード照合
ガラスの反射は偏光と角度照明で処理
よくある構成:XTMZ40 / XT8501B · ギガビットポート / イーサネット
梱包と出庫のスキャン
箱単位の一括スキャンとERPへの送信
よくある構成:XT6202HD 一括スキャナ · ワイヤレスUSB
太陽光発電向け太陽電池モジュールリーダーの作業台と型番の対照
| 作業台のシーン | 推奨型番 | インターフェース / トリガ | 説明 |
|---|---|---|---|
| シリコンウェハーとセルの読み取り | XT8131A | USB / イーサネット + I/O | 5mil以上の小さなコードは高解像度構成 |
| ストリング溶接機の後でコード列全体を読み取り | XTMZ40 エリアスキャン一体型 | ギガビットイーサネット | 一回の撮像でコード列全体を読み、順序どおりに出力 |
| ラミネート後のモジュールコード照合 | XTMZ40 / XT8501B | ギガビットポート / イーサネット | ガラスの反射は偏光と角度照明で処理 |
| 梱包と出庫のスキャン | XT6202HD 一括スキャナ | ワイヤレスUSB | 箱単位の一括スキャンとERPへの送信 |
上表は太陽光発電でよくある条件を起点にしたものです。実際の型番は設置距離、視野幅、コードサンプル、タクトを踏まえた実測で確定します。当社の進め方は、まずサンプルをお預かりして試装し、読み取れない場合は光源やレンズを替えることで、生産ライン側に装置へ合わせていただくことはしません。
説明:表内の型番は該当シーンでの一般的な選択であり、組み合わせは一つだけではありません。同じシーンでも解像度、レンズ、光源の異なる型番を選べます。実際の読み取り結果を優先してください。
固定式リーダーからハンディ端末まで、すべて自社製造の型番です
構造、光源調整、デコードプログラムを同一体制で完結しているため、太陽光発電のお客様からの変更はサプライヤ間の調整が不要です。以下は各型番の実機で、イメージ図ではありません。



掲載写真は各型番の実機です。太陽光発電案件の具体的な構成は、サンプル実測と契約の取り決めによります。
太陽光発電のお客様が確認できる資格・証明書
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



太陽光発電向け産業用スキャナのよくあるご質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
ラミネート後にガラス越しに読んで、安定した結果が得られますか。
ガラス面の反射は偏光レンズカバーである程度抑えられますが、EVAとバックシートによるぼやけはラミネートの工程条件によります。ラミネート後の実モジュールをお送りいただくか、高精細な写真をお送りください。実測のうえでレンズと光源を決めます。この種の条件は当社でも評価しており、大部分は安定して読み取れます。
セルのライン速度が毎秒一枚以上でも追従できますか。
XT8131Aは処理フレームレート50fps、読み取り速度30コード/秒で、一枚あたりの露光とデコードは数ミリ秒の水準です。実際のタクトと視野をお送りいただければ、移動速度から露光時間を算出します。追従できる場合は仕様に明記し、できない場合ははっきりとお伝えします。
産業用スキャナは既存のPLCやMESに接続できますか。
ネットワークモデルはTCP、Profinet、EthernetIP、MELSEC、SLMP、Fins、Modbusなどのプロトコルに対応し、USBモデルはHIDまたはCDCの仮想シリアルポートを使用します。PLCの型番をお知らせいただければ、設定時に通信マッピングを一緒に確認します。多くの現場では追加のミドルウェアは不要です。
サンプルと量産の納期はどのくらいですか。
通常モデルのサンプルは1–3営業日で発送し、量産注文は数量に応じて生産計画を組みます。具体的な納期は契約書に明記します。ブラケットやケーブルを含むセット構成は別途部材の手配が必要で、通常3–5営業日ほど長くなります。
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現場写真、コードサンプル、タクトの要件をお送りください。実際の条件に合わせて型番をご提案しますので、仕様表を先に読み解いていただく必要はありません。