箱内の複数コード読み取りソリューション:一本で4コードを同時読み取り
一つの箱にラベルが二、三枚、スマートフォンケースのトレイ一枚に4つのコード、電子部品トレイ一枚に品番とロットの二次元コードが二つ。これは「何度も読む」問題ではなく、毎回決まった順序で2–四個のコードを読み切る問題です。Kシリーズはスキャナ側で読み取り個数を2、3、4に設定し、方向を上から下または左から右に設定すれば、一回の露光ですべて読み取り、出力順をラベルの位置と一致させ、上位システムが位置に応じてフィールドを取得します。
- 一回に1 / 2 / 3 / 4個のコードを同時読み取り、設定可能
- 一次元コードと二次元コードが混在していても読み取り可能
- 読み取り方向を選択可能、出力順は固定
- XT6201K 有線 / XT6202K、XT6400K ワイヤレス
一本で複数コードを読むのに向く作業
共通点:一つの位置に2–4個のコードがあり、毎回すべて読み切る必要があります。
印刷・包装
一つの段ボール箱には三つのラベルがあることがよくあります。箱外面の物流コード、箱面の品名と仕様のコード、箱内の説明書や合格証のコードです。以前は箱を回し、一点ずつ合わせて三度読んでいましたが、個数を3、方向を上から下に設定すれば、一回の露光で読み切れます。
スマートフォンケース
筐体に二次元コードが一つ、レンズ穴の脇にラベルが一つ、外装にもう一つ。コードは小さく位置も分散しているため、一点ずつ読むと見落としやすいです。三つのコードを同一視野に入れ、個数を3に設定し、出力順を固定すれば、システムが位置に応じてフィールドを取得します。
電子部品トレイ
トレイのラベル、品番の二次元コード、ロットコードが同じ盤面にあり、間隔が狭い状態です。トレイごとに読む場合、方向を左から右に設定すると、読み取り結果が盤面の順序と一致し、照合時に並べ替えが不要です。
箱単位の出庫照合
箱内の品コードと箱外面の箱コードを一緒にシステムへ入れて照合する必要があります。個数を2に設定し、一回で箱コードと品コードを読めば、システムが同じ箱かどうかを直接判定でき、開梱しての確認を省けます。
三款のKシリーズの外観
同じ複数コード読み取り機能を、有線とワイヤレスの二種類の接続で用意しています。作業台に固定するか持ち歩くかで選びます。

工位に固定しPCの近くで使用;USB / RS232 / TTLの三種類から注文

2.4G+Bluetooth、移動しながらの照合;棚と出荷場でよく使います

倉庫モード搭載、本体に蓄積してから一括アップロード
五つの手順でスキャナを四コードモードに設定
設定コードは説明書にあり、一度設定すればスキャナ内に保存されます。
- 設定モードに入る:説明書の設定コードを読み、スキャナを設定状態にします。
- 複数コード読み取りを有効化:「複数コード読み取り」の設定コードを読み、複数コードモードをオンにします。
- 読み取り個数を選ぶ:「二個/三個/四個読み取り」のいずれかを読み、作業台の実際のラベル数に合わせて選びます。
- 読み取り方向を選ぶ:上から下(既定)、左から右、下から上、右から左の四つから一つを選び、出力順と読み取り時にどちらから探すかを決めます。
- 設定モードを終了:終了コードを読んで保存します。設定はスキャナ内に保存されるため、パソコンを替えても再設定は不要です。単一コードを読むときは「一個だけ読む」を読んで切り替えます。
設定コードは同梱の説明書に記載しています。設定コードカードをお渡しして作業台に貼っていただくこともでき、担当が替わってもマニュアルを開き直す必要がありません。
Kシリーズ、通常のスキャナ、エリアスキャン一体型の役割分担
三種類の装置はそれぞれ一区間を担い、互いに代替するものではありません。
| 装置 | 一回に読む個数 | 適した用途 | 適さない用途 |
|---|---|---|---|
| 通常のスキャナ | 1個 | 単一ラベル、一点ずつスキャン | 同一視野に複数のコードがあると、そのうち一つしか読めない |
| Kシリーズ(XT6201K / 6202K / 6400K) | 1 / 2 / 3 / 4個から設定可能 | 箱内の複数ラベル、スマートフォンケース、電子部品トレイ、箱単位の照合 | 4個を超える場合、またはパレット上の数十個を同時に読む場合 |
| エリアスキャン一体型(XTMZ40) | 一回で200コード以上 | パレット全体、基板パネル全体、ライン全数検査 | 作業台が頻繁に変わり、予算が限られ、読むコードが数個だけ |
実測から得た三つの注意点
パラメータの問題ではなく、設置方法の問題です。
読まないコードは遮へいする
複数コードモードでは視野内のすべてのコードが読まれます。同じ箱に古いラベルが残っている場合は、先に上から貼るか遮へい板で隔てる方が、後からシステム側で除外するより簡単です。
ラベルを密集させない
二つのコードが近すぎてエッジがつながると、デコード時に一つの領域に統合されます。少なくともコード幅一つ分の隙間を空けると、読み切れる割合が明らかに上がります。
方向が順序を決める
出力順は方向に従います。1条目が箱コードという前提でシステムのロジックが組まれている場合、方向は必ず固定し、担当が替わっても設定を変えないでください。
読み取り機器の開発・製造主な機能
構造、光学調整、デコードプログラムを自社体制で完結しており、提案内の各パラメータは実測値と出荷検査記録まで追跡できます。



箱内の複数コード読み取りのよくあるご質問
以下のご質問は、工場の設備部門、倉庫物流、システムインテグレータから実際に寄せられた内容です。回答はそのまま選定の根拠としてご利用いただけます。
一回に何個のコードを読めますか。
1 / 2 / 3 / 4個から設定可能で、説明書の原文は「同種または異種のコード体系のバーコードを1/2/3/4個同時に読み取れる」です。これを超える場合はハンディスキャナの範囲外となり、エリアスキャン一体型を使用します。
一次元コードと二次元コードを同時に読めますか。
可能です。同種のコード体系でも異種でも混在に対応し、読む前に個数と方向を設定コードで設定しておくだけです。
読み取り順は固定できますか。
可能です。方向は四つから選べます。上位システムは固定位置で値を取得します。例えば箱コードは必ず1条目、品コードは必ず2条目とすれば、内容からどれがどれかを判断する必要がありません。
近くにある不要なコードまで読んでしまうことがあるのはなぜですか。
複数コードモードでは視野内のコードがすべて読まれます。不要なラベルは遮へいするか遮へい板で隔ててください。一つのコードだけ読むときは単一コードモードに切り替えます。説明書にも、複数コードを読む際は他の設定コードを遮へいして誤読を避けるよう記載しています。
有線とワイヤレスはどう選びますか。
作業台が固定でパソコンに近い場合はXT6201K(USB / RS232 / TTLの三種類から発注)、棚、プラットホーム、歩きながらの照合にはXT6400Kを使用します。本体は倉庫モードを備え、まず機内に保存してからパソコンに戻って一括送信できます。
三款のKシリーズ型番を見る
XT6201K 有線(USB / RS232 / TTL)、XT6202KとXT6400Kはワイヤレス(2.4G / Bluetooth)。仕様と発注方法は製品ページに掲載しています。
御社のラベルで実測
実際に使う二、三のラベルをお送りいただくか、作業台の写真を一枚お送りください。御社の配置に合わせて個数と方向を設定し、試作機をお送りします。